プラモデル製作情報サイト

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モデラー

基本的な定義として、プラモデル製作を趣味とする人のことをモデラー、それを職業とする人をプロモデラーと呼ぶことがあります。
投機や転売を目的としてプラモデルを購入するだけの者は、モデラーの範疇に含まれない。
また、制作意図の有無より、希少価値のあるキットを金に糸目を付けずに蒐集する目的のみを優先させる者はコレクターと呼ばれます。
転売屋の主なターゲットはこの手の蒐集家です。
製作目的ですが製作ペースが明らかに購入ペースに追いつかない者を、自虐的、もしくは揶揄してストッカーや積んどくモデラーと称する場合もあります。
在庫保有には個人差もありますが、パッケージにして数十個から二階建て建て売り住宅一軒分以上に及ぶケースも有り、半永久的に製作されない固定在庫が家庭内不和の原因になっているケースもみられます。

内容物

基本的には、ランナーと呼ばれる枠に繋がった状態の部品、組み立て説明書(塗装する場合の色指定が併記されている場合もあります。設計図と誤称されることもあります。)、接着剤(最近の模型では付属しない場合が多く、接着剤を使用せずに組み立てられるプラモデルはスナップフィット・キットと呼ばれます。)です。
その他にも、デカール(シールの場合もあり)や、組み立てる際に必要となるもの(ネジ止めが必要なプラモデルには簡易ドライバーなど)が付属する場合もあります。
これらが商品のイラストや完成写真等を印刷したボール紙の箱に箱詰め(まれに袋入りのものがあります)され、出荷されています。

作り方・楽しみ方

プラモデルを購入した人はランナーから部品を切り取り、説明書に従って接着剤で部品を接着しつつ、組み立てていきます(接着剤が不要な場合もあります)。
その後デカールやシールを貼ったり、専用の塗料で塗装をしたり。
プラモデルの製作には、製作過程を楽しんだり、情景をミニチュアで再現してジオラマを作ったり、その写真を撮ることを目的とします。
また、ゼンマイを内蔵させたり、ミニ四駆などのモーターで走らせる事ができるプラモデルであれば、他の人が作った物と競争をさせたり等、さまざまな楽しみ方があります。
キットとして売られている物ではなく、別の物に改造したり、シリーズ物を揃えて並べたりすることも多いです。

商標としてのプラモデル

プラモデルという名称は、マルサンが1959年(昭和34年)に商標登録したもので、他のメーカーは「プラ模型」「プラキット」など言い方を変える必要がありました。
商標権はマルサン(改めマルザン)倒産(1968年(昭和43年))に際し大手問屋の三ツ星商店に売却され、1975年(昭和50年)日本プラスチックモデル工業協同組合に移譲されました。
現在は各社自由に使ってかまわないことになっており、一般化しています。
メーカーではバンダイアオシマが自社製品のキャッチコピーに使用していました。


歴史

日本における歴史

戦後まもなく進駐軍と共にアメリカから渡ってきたプラモデルは、日本の木製模型会社の目にも止まり、そのうちの何社かはプラモデルメーカーとして歩み出しました。
国産初のプラモデルとなったのは、1958年(昭和33年)にマルサン商店から発売された潜水艦ノーチラス号であると言われてます。

1950年代後期から1960年代は戦記映画の人気、雑誌・出版物での第二次世界大戦戦記特集に後押しされた軍艦や飛行機などの実物の縮尺模型が主だったのですが、今井科学(後のイマイ)による「サンダーバード」シリーズの大ヒットによりキャラクターモデルという分野が確立しました。
その後のスーパーカーブーム、ブルートレイン・エル特急ブームでもプラモデルはブームの一端を担いました。
ガンダム」ブームではプラモデルは主役の座を得て、それに続く種々のキャラクターモデルもヒットしました。
さらにミニ4駆ブームが続いたが、その後はブームらしいブームは起きていません。
このことについては食玩に限らず塗装済みの完成品が安価になっていることも要因とみられます。
ガンダムプラモデルの安定した地位とは裏腹に飛行機やAFVなどスケールモデルなどは衰退の一途をたどっています。
タミヤなどは模型市場の縮小の影響や原油高騰の為、模型や塗料など値上げを2006年から着々と進めています。
近年、雑誌では「インジェクションキット」と呼んで完成品やガレージキットと区別されることもあります。


模型製作に用いる工具

模型製作にはさまざまな工具を用います。
もちろん、全てを利用しなくても製作は可能ではありますが、基本中の基本としてプラモデル用のニッパーはあったほうが望ましいでしょう。

ニッパー

ランナーから部品を切り離すのに用いります。
金属用ニッパーでは切断面が潰れたようになるため、プラモデル専用のニッパーが望ましいです。
家庭にある爪切りで代用したという事例をよく耳にするが、人間の爪より硬いプラスチックに用いると殆どの場合、直ぐに爪切りの歯が使用に耐え切れず駄目になってしまっています。
模型用の歯の薄い製品は強く握ると歯が痛むので丁寧に扱うと良いでしょう。
真鍮線やエッチングパーツなど金属を切断する場合は刃こぼれを防ぐため、金属用のニッパーを用います。
又、一部ガンプラは、ニッパーを使用しなくても簡単にランナーから部品を切り離せる物があります。

接着剤(セメント)

部品同士を接着するために用います。
材料を溶かし、溶剤が蒸発して硬化することで接着されます。
以前は接着剤が必要なプラモデルには付属している場合が多かったのですが、現在では一部の外国製キットを除いて付属しておらず、別途購入して置く必要があります。
樹脂分を含む「トロトロ型(貼り合せ型)」と溶剤分だけの「サラサラ型(流し込み型)」とに大別され、また、後者は石油系溶剤を含まないリモネンを主成分にした物も増えており、有機溶剤の匂いがきつくないなどの利点があるため、使用するモデラーも増えてきています。
また、最近のガンプラ等のプラモデルでは接着剤を使用しなくても製作可能なスナップフィット・キットがほとんどであるが、プロモデラーの多くはパーツを組み合わせたときに出来る”合わせ目”を消すために用いる。

瞬間接着剤

シアノアクリレート」という特殊な樹脂が主成分の接着剤であり、空気中などの水分と急速に反応し、数秒から数十秒で硬化する。
金属との接着のように、溶剤に侵されない材質や、異なる材質同士を接着する場合に用いられます。
近年はプラモデルでも再現性向上のためにエッチングパーツなどの異素材部品を含む物が多く、製作の必需品となっています。
ただし透明パーツなどに使ったり近くにおいてあると、接着剤の成分で"曇って"しまうので使用はできません。

ピンセット

小さい部品を掴んだり、手の脂が付着するのをさけるため、シールやデカール等を貼る際に用います。

カッター(Pカッター、けがき針等を含む)

部品の切断・加工やモールドを彫刻するためなどに用います。
使用する際はカッター台を用いたほうが良いです。

金属やすり、紙やすり

部品の表面を削ったり整えたりするために用います。

パテ

部品のへこみなどを埋めるために用います。
また、プラモデルの外形を一部作り変える際にも用いられます。
硬化した後にカッターなどで切削・成形する事が可能です。
プラモデル製作で使用されるのはラッカーパテ、エポキシパテ、ポリパテ(ポリエステルパテ)の3種類が多く。
最近では可視光線硬化型パテ瞬間接着パテも発売されています。
これは硬化までの時間が短く用途によっては非常に便利です。
ラッカーパテは、文字通りラッカー系溶剤を含み、溶剤が揮発することで硬化します。
この際、溶剤が揮発した分の体積が減少します(肉痩せ、あるいはヒケという)。
従って分厚く盛る場合には向かず、傷や部品のヒケの修正などに用いられることが多いです。
プラパテと呼ばれることもあります。
エポキシパテは、粘土状の2種類の基剤をほぼ同量混和して用います。
数十分から数時間で硬化します。
ヒケはあまり起きません。
種類によっては完全に固まるとかなり硬くなるので、適度な硬さの段階で切削すると加工性がよい。
2種類のパテが均一になるよう混ぜ合わせるのが使用上の注意であります。
模型用のほかに木工用や金属用のものが市販されています。
エポキシパテの成分はエポキシ樹脂ですので、皮膚が弱い場合には手袋必須です。
ポリパテは、主剤に硬化剤を練り込んで使用します。
硬化時間は硬化剤の割合や気温によって変化しますが、数分から数十分と早く、臭気が強いので換気必須です。
可視光線硬化パテ(光硬化パテ)は、太陽光や蛍光灯の至近距離に近づけると短時間で硬化します。
硬化が早く、作業の効率化に大いに役立つが、場合によっては盛ってから1分とたたないうちに固まってしまうため、手早い作業か必要とされます。
現在最も高性能なパテといえますが、値段も通常のパテよりも高いです。
瞬間接着パテは、液剤と粉末を混合すると数秒〜数十秒で硬化する物で、作業が早い反面、物性的に脆いです。

ピンバイス

細いドリル刃(0.1mm〜3mm程度)等の小径の棒を?むためのグリップ。
もっぱら部品に穴を開ける際、ドリルを回すために使います。

プラモデル用(ホビー用)のこぎり・レザーソー・糸のこぎり

部品を切断するために用います。改造する際に使われることが多いです。

塗料

プラモデルを塗装するために用います。
ラッカー系、アクリル系、エナメル系等いくつか種類があります。
塗料はその特質を知って使いこなすことが重要であります。
ラッカー(揮発アクリル)系塗料は、日本で多用されており、強固な塗膜が形成できる利点があります。
車用などの溶剤の強い物は樹脂を溶かすので模型用以外の製品を利用する場合などは注意です。
溶剤の臭いや毒性が強く、長時間吸入すると中毒を起こします。
また揮発性、引火性が強いことにも注意です。
水性アクリル系塗料は、水で希釈することも可能ですが乾燥時間が増し光沢面に塗れなくなることもあるので、プラモデルに塗る場合は専用溶剤(アルコール系)で希釈することが多いです。
臭いや毒性はラッカー系より抑えられています。
引火性も低く安全性が高いものの、塗膜はラッカー系より弱く、上からラッカー系塗料を塗ると侵されます。
エナメル系塗料は、専用の溶剤(工業ガソリン系)で希釈します。
上記2種類の塗料と異なり、塗装後空気に触れることで化学反応が起き固化します。
エナメル系塗料は乾燥が遅く筆塗りでもムラができにくい利点があります。
乾燥後の塗膜は光沢に優れています。
多湿な日本の気候には不向きだが欧米では一般的な模型用塗料として用いられています。
また他種の塗料の塗膜を侵さない事からウェザリングに用いられる事が多いです。
ただし下地がつや消しの場合、顔料が染み付いて取れなくなることがあります。
塩ビ(ソフトビニール製キットやポリキャップなど)は侵され劣化するので避けた方がよいでしょう。
最近、紫外線をカットするクリアー塗料の上に塗布した場合に白化する現象が話題となりました。
他に、絵画用のアクリル絵具や油絵具、パステル、コピックなども用いられます。

エアブラシ

以前は絵画用の高価な物が多く一般的ではなかったのですが、近年は模型メーカーから比較的低価格の製品が発売される様になりました。

マスキングテープ

塗装の際、塗り分けを行うために色をのせない部分を覆って色が付かないようにする粘着剤つきの紙テープ。
仮組みなどの際に粘着力の低いテープとしても用います。
また、塗布することで柔軟なマスキング膜を形成する液状のマスキングゾルという商品もあります。

サーフェイサー

ヤスリがけで付いた表面の微細な傷などを埋める為や塗料の食い付きを良くする為に使われています。
主に塗装の前段階として用います。
筆塗りの他、缶スプレーやエアブラシを用いて吹きつけて使用します。
市販されている物の主な成分は溶液に溶いたラッカー系パテ(溶きパテ)とほぼ同様の物であります。
傷やヘコミなどを見分けやすいグレー色が一般的だが、フィギュアなど用にホワイトや肌色の製品もあります。
細かい彫刻が潰れることを嫌い、使用しないモデラーもいます。


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2017/4/7 更新